http://kami.tudura.com 「神々の歳時記」  page077.html (未定稿)


    神々の歳時記   1月初 但し方位による

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1月上旬
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以下のページは「1月の歳時記」です。・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ●○◎□◇■◆△▽▲▼☆★

●イベントや祭典と称する偽祭りが多い中で、昔から本物の祭りを続けて来た事例を此処に紹介し、併せてその縁起
の意味を解説し、方位から正当性を実証する。今月も一部、お祭り専門情報誌 月刊「わっしょい!」全国版 
http://www.omatsuri.com/mailmag/http://www.matsuri.or.jp/cgi-bin/wf/wforum.cgi

及びhttp://www.kotobuki-p.co.jp/index2.html「ブッダワールド行事案内-1月」及び奈良観光連盟ガイドブックの「知れ
ば知るほど奈良はおもしろい」06-07冬号より一部引用・転載させて頂きました。

■各行事は別記のない限り新旧暦に関わらず2003年の例に以後毎年06-07と追加する形で示しています。ただ凡そ
歳時記には定例として固定されたものと月の暦で変わるものと星の曜日に従うものとの3種があります。このため開催
日等の詳細は主催者にお問合せ頂くか、各ホームページにて御確認下さい。

尚、「星の暦」にも雑節・行事を載せています。 

1月初 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ●○◎□◇■◆△▽▲▼☆★

1月初から上旬まで

■諏訪・御神渡・・・・・・・1月上旬から2月下旬に掛けて、平均55日間に海抜759mの諏訪湖では湖面が夜間に急速
に氷結して盛り上がり、1本の 筋となって、東西、或いは南北に現れる。一旦凍った氷が夜間に収縮して裂け、其れが
昼間に膨張して側圧のため裂け目に沿って押し上げ られ、時には湖岸にまで突き上げる事がある。

こうした現象を地元では古来、「御神渡」と言い、神がお渡りになった印しと見て来た。また古来諏訪・下社では遷宮祭
りが1/1日に行われたが今は2/1日に変更。



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正月元日(但し「正しい月」と言っても満月でも新月でもないので天文暦としては無意味な日)、年賀、初詣。
カトリック教のグレゴリオ暦で本日は最初の日であり「マリアの祝日」。従って諸外国では此の日は正月でも何でもなく、
特に行事や催しはない。イタリアでも1/2日からは平日(日常)に戻る。ただ一部では爆竹花火を鳴らす程度。

▼09/1/1=旧暦12/6つまり師走の6日。▼2010/1/1日は望。    

初詣の意味------古代から日本では冬至の日の出を観測する習慣があって、天皇が其れを務めて来ました。暦法
の基本が其処にあったからです。よって彼を御門と呼んだ。「角度を見る方」と言う意味でした。日の出の角度で元旦を
決定して1年がスタートした訳です。

此れを朝賀と言い、其処に供物を捧げて諸国から参集する事を朝貢と言い、その場を朝廷と言いました。其の歴史は
天皇の歴史から更に神代の天照大神の時代にまで遡ります。よって古来、日本人一般も初日の出を「一陽来福」を願
って遥拝する習慣になったものと思います。

でも・・・西暦の元日は冬至から10日以上ズレているから殆ど無意味です。以上、初詣の意味について「異説」開陳。

お正月の元日   年賀、初詣(09年は1/21を参照)。   若水、若潮 、初妙見。
●例年-宮中三殿(四方拝)    ●例年-歳旦祭【宮中三殿・全国社寺】
       
修正会・・・・・・全国諸寺院で〜3日(〜14日)。 
■例年-能舞(1月1日〜10日)【青森県東通村】

■11能舞【青森県東通村】

■男鹿なまはげ・・・・・・・日本書紀にも登場し、昔から日本海を航行する時の指標とされて来た男鹿。この地に古くか
ら伝わるのが「なまはげ」の伝説で、大晦日の夜に大きな出刃包丁を手に、「泣く子はいねが」と家々を練り歩く。此れ
は男鹿半島全域で行われている民俗行事である。

其の由来は、漢の武帝が連れて来た五匹の鬼が変化した、異邦人や山伏が元になった、神の使いであるなど様々な
説がある。本山麓の赤神神社・五社堂は999段の石段があり、此れは、「なまはげ」が村人と賭けをして築いたと言わ
れ、社殿には五匹の「なまはげ」が祭られている(「生活良好」04/9月号より一部引用)。

男鹿の「なまはげ」は大晦日か1/15に行われたが、今は2月に真山神社で「なまはげ柴灯まつり」がある。真山神社
はニニギノミコトを主神として景行天皇時代に創建された古社と言われる。@

●例年-西方の水かけ祭り【福島県田村郡三春町、塩竃神社】
■07-08悪態市・・・・・・最勝寺毘沙門堂(栃木県足利市)では参詣者が悪口を言い合い勝った者がその年の福を得る
という風習。  

■07-08厄除け大師祭・・・・・・惣宗寺(栃木県佐野市)では1/1〜6日に新春の厄除け祈願祭。厄年の男女をはじめ多
勢の参詣人で賑わう。
■09神輿渡御・・・・・・・・茨城県高萩市。高浜海岸周辺で1/1日。高萩市・商工観光課0293-23-7316

■07-08国祷祭・・・・・誕生寺(千葉県小湊町)で 1/1〜3日。
●例年-小田原御幸の浜の初泳ぎ【神奈川県小田原市】
■07-08日の出護摩・・・・・・大山寺(神奈川県伊勢原市)。 

■相模川寒中水泳大会 観光かながわNOW1月
■三浦海岸初日の出・問い合わせ:三浦市観光協会 電話(0468)88−0588 観光かながわNOW1月

■07-08無言の行・・・・・・・方広寺(静岡県引佐町)。
 
歳旦祭・・・・・・・三重・伊勢神宮で、国民の平安、国家の隆盛などを祈る。
■10伊勢神宮・宇治橋からの日の出遥拝・・・・・・此処2,3年見られなかったが本年10/1/1日には日の出となった(当日
のNHKTVニュース)。

●例年-ゲーター祭り【三重県鳥羽市、八代神社】
■10ゲーター祭 1月1日 三重県鳥羽市神島 http://www.omatsuri.com/movie/geter.html 「YouTube等の動画」
動画http://www.omatsuri.com/movie/geter.html

●例年-平安神宮・元旦祭【京都市左京区、平安神宮】

■07-08修正大般若会・・・・・・天竜寺(京都市右京区)で1/1〜3日。
 
■07-08献盃式・・・・・・東本願寺(京都市下京区)では1/1〜7日の早旦、祖師親鸞上人の厨子を開け屠蘇を供える儀
式。その後修正会。

■07-08初護摩・・・・・・狸谷不動院(京都市左京区)。 
■07-08牛王加持・・・・・・ 鞍馬寺(京都市左京区)。
 
■07-08皇服茶・・・・・・六波羅密寺(京都市東山区)では1/1〜3日、空也上人が病気治癒にお茶を与えたという故事に
ちなみ、小梅を結び昆布を入れた茶をふるまう。
■06-07-08にょう道祭・・・・・桜井市の大神神社の御神火祭り。四方拝。初詣。

■07-08大般若会・・・・・・大安寺(奈良市大安寺町)。
■07-08餅淡義・・・・・・唐招提寺(奈良市五条町)では修正会の法会の後、鏡餅を献じた人々の名を全国50の餅の名
にちなんで賞める行事。

■07-08舎利講・・・・・・法隆寺(奈良県斑鳩町)では1/1〜3日、2歳の聖徳太子が南無仏を唱えた際、手からこばれ落
ちたという舎利を礼拝する。

遷宮・朝賀の由来聖武天皇は月を求めた)・・・・・旧来の遷宮と違って聖武天皇は月を追った。当時の朔(ツイタチ)
とは月の無い新月の夜空であり、つまり「月発ち」を意味した。其処で彼は平城京から恭仁(くに)京に向って天平13年
1/1=U741/1/22に遷宮して朝賀とした。

やがて11/21(U742/1/2)に其処を恭仁大宮とし、翌14年1/1(U742/2/10)日、重ねて百官朝賀(大極殿・四阿
殿)をした。(注)Uはユリウス暦換算。つまり遷宮の目的は、月式の祭り事のための正しい暦を作るために正月方位に
進む事であった。@

何れにせよ恭仁大宮が未完のまま3年で(大極殿はその後に近くの山城国分寺に施入)し、再び遷宮する事となる。@
■次に彼は恭仁京で朝賀(天平15年1/1=U743/1/31)の後に其処から30km東北に離れた所に遷宮し、其処を
紫香楽宮(大極殿)として天平15年1/3(U743/2/1)に百官朝賀して此処を新都と定めた。@

ただ平城宮からは鬼門(U2/5.5)となる。@

聖武天皇は仏教による祭政一致の祭り事によって此の国を治めて理想の仏国土にしようとした。此のため彼は月の節
目である正月方位に幸を求めて遷宮すると言う方式を採った事になるものの、対象が月であったし、群臣諸衆も此れ
を聖武天皇の奇行と受け取った。

■次に聖武天皇は天平16年1/1=U744/1/20日に廃朝して恭仁・難波の二京の便宜(閏1/1=U2/18日)を諮り、
次に同年2/26=U4/13日に難波宮を皇都と定めた。聖武天皇が新京を作り乍らこの日・天平17年1/1=U745/2
/6日)の祭りも廃朝(廃朝とは天皇の休日)。

同年5月に地震も相次ぎ5/10〜11日には恭仁京と甲賀(紫香楽)宮が無人となり平城京に戻る。天平18年1/1
=U746/1/26日は地震により朝賀も廃朝。聖武天皇の天平19〜20年の1/1(元日)=U747/2/14-748/2/4日も廃
朝。続く天平勝宝元(749)年1/1=U1/23日も廃朝。

・・・・以上の記事は「続日本紀」による(暦日のUはユリウス暦換算を示す)。上記の一連の遷宮と正月元日の朝賀は、
彼の舶来崇拝史観による唐風の春節祭事であった。辛くも正倉院には大量の御物を今に残したものの、こうした渡来
式月祭りは相次ぐ地震・火事・怪異を呼び、しかも政変が絶えず、天武系の皇統もその後に女性で閉ざす事となった。

我国の皇統は其れまで1代当り100年以上続くものだったが、仏教暦の渡来と共に100年間に10代変わるような、世代
交代の激しい国とした。古きを嫌って若さを追い、月を祭って、其の正月を正す祭りが次の東大寺の「修正(二)会・お
水取り」行事に引き継がれ、次第に幼帝・院政(陰性)の国とした。

また明治からは星の輝く下で、他者との戦いか戦争経済でうごめきあう時代としました。其れを人は進歩発展!と言う
が、誤解ではないのか。

修正会・・・・・「正月の元日とは正しい月の元の日」を正す事であり、其れが修正会でした。唐招提寺、鞍馬寺、知恩
院、方広寺、最勝寺(栃木)・・・などで行われるが、07年の本日は満月でも新月でもないから形式的(儀礼的)な行事で
あり、実際の「修正」は行えない(今の暦法では「正月元日」にはなっていないため)。

■正月三ヶ日は多くの有名社寺に初詣客が押し寄せます。従って、此処はもう読者の方々の方が其の地の正月行事
や寺社の伝統行事にはお詳しい筈ですし、其れらを此処に集めても本書が一杯に なってしまう。なので其れは省略す
して方位に関してだけ言えば、参道が南北に真っ直ぐ伸びている所が面白い。

四天王寺や東大寺などは古来より冬至(元旦)、または正月の祭りとしての修正会をした社寺の可能性が有ります(ヒ
ジリ「元旦祭」を参照)。だが例えば高野山金堂と奥の院でも修正会が行われるが、参道に関してはこの原則から外れ
る。こうして今は元旦や正月と元日の日取りが不明となり無意味になっています。

正月とは「月を正す」と書く通り、少なくとも新月か満月でなければ意味がない。或いは太陽暦の正月と言うならば、太
陽と月との接点を冬至か、もしくは節分に決定しなければならない。所が現行暦はこうした天文基準を無視したまま、
「マリアの聖日」から一年が始まると言うカトリック教の祝日に右へならへでスタートです(ヒジリの「元日」を参照)。

以後も数字上の区切りで七日づつ暦を刻むだけであり、先のような天文方位の基準とは全く違う観念で進んでいる。つ
まりイギリス式の天文と金融の為の未完の暦か偽暦になっています。





和歌山・藤白神社の獅子舞・・・・・・海南市。
和歌山・春日神社の火祭・・・・・・・・海南市。1日から。

■見島の大凧上げ・・・・・・・山口・萩市では長男が誕生した家の親類や近所の人たちがその子の成長を祈って畳八枚
分の凧を作り、冬空に上げる。
■07-08不動尊開帳・・・・・・円光寺(長崎県郷ノ浦町)。 

■首里城公園・新春の宴・・・・・・琉球王朝時代の朝賀の儀式を再現し、琉球舞踊のステージなど正月恒例の行事が
那覇市で3日まで行われる。以下、http://www.okinawatimes.co.jp/day/200512261700_03.html「沖縄タイムス」によれ
ば、05/12/26(月)記事で「古式ゆかしく美御水を奉納/首里城」とある。

首里王府への美御水の奉納祭(主催・首里城復元期成会)が二十五日、那覇市の首里城周辺で行われた。美御水献
上は、王朝時代の正月行事の一つ。旧暦十二月二十日に辺戸大川(国頭村)で取水した若水を二十八日に首里城へ
運び、元旦に国王がその水で額をぬらし、自らの健康と国の繁栄を願ったとされる。

この日は古式にのっとり神女や役人の衣装をまとった男女約四十人が、今月十八日に辺戸大川で取った水を首里城
正殿に運ぶ一連の儀式を再現。一行は円覚寺総門前で水を清める奉納儀式を行った後、久慶門から城内の東側に
あたる御内原を通り、神女の阿武志良礼を通し正殿に献上した。

美御水は来年一月一日から三日間、首里城公園内で開かれる茶会で用いられ、来場者に振る舞われる(以上引用)。
 
★カトリックでは神母マリア(サンタマリア)の祝日・・・・・・イエズス会は元日を「お護りのサンタ・マリアの祝日」と定め
た。この日からグレゴリオ暦では1年がスタートする。しかしマリア様について歴史的な裏付けがない上、一部のカトリッ
ク教徒の祭りから1年をスタートさせるカレンダーを世界全体に押し付けて世界標準とするには無理がある。

だから各地では政府筋以外はこの1/1日を特別祝うと言う風習はない(日本だけは例外的にこの日を「元旦」と誤解
して祝うので「無宗教」と言われる)。

日本では明治6年の改暦以前にも既に例えば寛政6年閏11月11日(甲子)、「芝蘭堂」新元会があった。此の日は西
暦1795年1/1(木)に当ったので、大槻玄沢の私塾・「芝蘭堂」では蘭学者が今で言う新年会を祝った。しかしこうした異
文化注入が幕末動乱となり、更に以後の日本を苦難の時代とする序曲だった。


★s21/1/1、昭和天皇の人間宣言。 


























































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  皇居一般参賀   ■初荷。   初夢。   書初め。 

●例年-大日堂舞楽【秋田県鹿角市、大日霊貴神社】
●例年-早池峰(はやちね)神楽(〜3日)【岩手県花巻市大迫町】

■08-09-10-11仙台の初売り【宮城県仙台市東一番町・中央通り・仙台駅前他商店街】(一部は3日から)
■06-07-08皇居一般参賀。  

■07-08だるま市・・・・・・本覚寺(東京都台東区)。
■08-09-10-11追儺(ついな)祭【神奈川県寒川町、寒川神社】

■08-09-10-11江浦水祝儀【静岡県沼津市】
●例年-北野天満宮「書初め」(1月2日〜4日)【京都市上京区、北野天満宮】
■貫主の社参式・・・・・・・奈良・興福寺から春日大社。

■08-09-10-11千本餅搗・・・・・・・・水間寺072-446-1355(大阪府貝塚市)で1/2〜3日。2つの臼に各々8人の若者がた
て杵(細長い棒)を用いて「曲づき」を披露する。此れは歌に合わせて餅を高く持ち上げながら搗く、1200年余り 続く伝
統行事で、十俵余の餅を搗く。 其の後、厄除け餅の餅まきがある。

■08有馬温泉・入初式・・・・・・・・入初式(いりぞめしき)は江戸時代から続く祈念式で、行基と仁西の像を御輿に載せ、僧
侶や芸妓が扮する湯女(ゆな)が温泉寺から有馬小講堂まで練り歩く。有馬温泉総合案内所078-904-0708

●例年-三味線餅搗き【香川県さぬき市、長尾寺】

■竹崎観世音寺・修正会「鬼祭」・・・・・・・この寺には、約1200年の歴史と山の鬼を封じている鬼の面箱があり、「有
明海の海の鬼と出会うと島がひっくり返る」、との言い伝えがある。その出会いを裸の若者たちが阻止する。国の重要
無形民俗文化財。佐賀・太良町で3日まで。








































































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▼09旧・事始め・旧針供養。 

■06-07仙台の初売り【宮城県仙台市東一番町・中央通り・仙台駅前他商店街】(一部は2日から)。
■07-08毘沙門天縁日・・・・・・・輪王寺(栃木県日光市)。
■07-08だるま市・・・・・・・喜多院(埼玉県川越市)。

■08柴又帝釈天初庚申・・・・・・・初庚申の日・柴又帝釈天初庚申 厄除け、豊作祈願の庚申参り。初詣りも兼ねてにぎ
やか。本尊御開帳。題経寺(東京都葛飾区)。
■千姫の命日・・・・・・・・2/6を参照。

■08-09-10-11田遊び(静岡・愛知など)。

■07-08田楽祭・・・・・・・愛知・鳳来寺では27種の演目の田楽が奉演される。無形文化財。また、http://www.aichima.
net/drive/hourai/01/によれば、鳳来寺参道から鳳来寺へは1425段の石段があり、ゴツゴツした岩肌が奇妙な層にな
って表れている。 

所在地は新城市寺門谷鳳来寺1. 電話番号, 0536-35-0604. 営業時間, 参拝自由. 駐車場, 70台 ...薬師信仰と山岳修
験道の霊山。由来は、文武天皇の大宝3年(703年)、利修仙人によって開かれた。文武天皇の病気平癒を再三、依頼
されると拒みきれず、鳳凰に乗って参内したという。

其処で17日間の加持祈祷が功を奏したか、天皇は快癒。この功によって伽藍が建立された。鎌倉時代に源頼朝によ
って再興され、三重塔が建立されたと伝えられる。

利修仙人作の本尊・薬師如来を祀り、薬師信仰と山岳修験道の霊山として古くから信仰を集めてきた。また徳川時代
は、家康を授かったという縁起によって幕府の厚い保護を受け、三代将軍家光の時代には21院坊、寺領1350石という
盛大さを誇った。 
 
慶安元年(1648)4月、三代将軍徳川家光が日光東照宮参詣のおり、「日光東照宮御縁起」を見て、家康の父・広忠が
夫人・於大の方と共に鳳来寺の本尊・峯薬師如来に祈願(生母・於大の方が当山に参籠し)、家康を授けられたという
事を知り、祖父の報恩のため、鳳来寺に東照宮の建立を命じ、四代将軍家綱が慶安4年9月完成させた。

全国に多くの東照宮がある中で、鳳来寺山東照宮は日光、久能山と共に三東照宮と称される。今は真言宗の古刹(以
上引用)。

■09篠島の大名行列(〜4日)【愛知県南知多町、篠島神明神社】

■09西尾のてんてこ祭り【愛知県西尾市、熱池八幡宮】

■07-08元三初大師・・・・・・・良源上人慈恵大師の忌日(天台宗寺院)。
■08初寅大祭・・・・・・・・・鞍馬寺(京都市左京区)では初寅の日、大護摩供を行う。

■07-08三弘法詣・・・・・・・東寺(南区九条)・仁和寺(左京区御室)・神光院(北区西賀茂)など弘法大師にゆかりの深
い京都の三寺に参詣し、家内安全無病息災を祈願する。 
 
■八坂神社のカルタ始め・・・・・・・京都市。十二単に身を包んだかるた姫らが、百人一首の歌が流れる中、鮮やかな
手さばきを披露する。

■神楽始め式・・・・・・・奈良・春日大社と瑜伽神社。
■07-08牛蒡喰行事・・・・・・・観音堂(奈良県田原町)。 
■07-08初聖天・・・・・・・宝山寺(奈良県生駒市)。

和歌山・下阿田木神社のお弓神事・・・・・・日高川町。
■07-08鬼おどり式・・・・・・・妙法寺(神戸市須摩区) 
■07-08毘沙門天大祭・・・・・・・慶徳寺(兵庫県小野市)。 

■10ホーランエンヤ(1月上旬)【大分県豊後高田市】
■10ホーランエンヤ 1月3日 大分県豊後高田市 http://www.omatsuri.com/movie/horan1.html「YouTube等の動画」

●例年-玉せせり【福岡市東区、筥崎宮】 動画http://www.omatsuri.com/movie/tamasese.html





   


  





































  


















   
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▼09上弦2056.。

武射祭(栃木県日光市・日光二荒山神社)・・・・・・赤城の神と日光の神が戦った時に弓の名人の猿丸太夫が仲に入
って争いを止めた事による神事。赤城の神の伝説は5/8を参照。

●例年-奏事始【宮中】・・・・セイシ(政始)とも言う。1月4日

初地蔵(東京都豊島区・高岩寺)
有明祭(千葉県館山市・安房神社) 

■手斧始式・・・・・・鎌倉市・鶴岡八幡宮。由来は、頼朝が鎌倉に宮を造るに当たり、工事の安全を祈ったのが始まりと
言う。手斧はチョウナと言う鉋の事。此処から明日1/5の 除魔神事(鎌倉市・鶴岡八幡宮)に続く。 

■06-07-08田楽祭・・・・・・川名薬師堂(静岡県引佐町)の一名「川名ひょんどり」(火踊)祭。もどき芸で知られる田楽
十三番が奉演される。大松明の燃え残りを仏前に供え、このときの燃え方でその年の豊凶を占う。300年以上前より
世襲により、伝承されてきた祭礼です。

神楽系の舞が多く残され、全国的にも珍しい鬼と松明による、豪華な踊りがあります。参加者は舞台の観音堂に火を
持ち込み、その松明をふりかざしつつ、お堂の中で輪になって、思い思いの唄を出し合いぐるぐる回りながら踊ります
(以上、メルマガ「なっとく歴史館」公式サイト:(随時更新) → http://1rekisi.jpより)。

川名ひよんどりの詳細URL:http://www.habi.ne.jp/inasa/index-j.html

■07-08-09-10蹴鞠始め・・・・・・京都市左京区、下鴨神社で午後1時半から。
■伏見稲荷大社の賽銭開き・・・・・・・京都市。
■07大神神社の御弓始祭・・・・・・桜井市の大神神社0743-66-0044。

■07-08鬼走り・・・・・・念仏寺(奈良市漢国寺)。 
■07-08当渡し・・・・・・妙見寺(兵庫県)。
 
■06-07-09官庁御用始め。(*土曜日曜なら月曜に繰下げ)。
■09証券取引所大発会(*土曜日曜なら月曜に繰下げ)















































































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●09小寒1414。  
                    
■11志和八幡「裸まいり」・・・・・岩手県・紫波町の志和八幡宮で「裸まいり」五元日祭とも言う。 
以下、http://puchitabi.jp/07/12/post-1299.htmlより引用-----1月5日、志和八幡宮で一年の無事息災を祈願する裸
参りが行なわる。

4:30に火入れが行なわれ、5:30頃〜練り歩き、6:00頃に志和八幡宮に到着。6:20頃〜恒例の餅まきとなる。
イベント日時:例年1月5日。開催場所:志和八幡宮(岩手県紫波郡紫波町上平沢八幡)。

■06-07所沢・水天宮「ダルマ市」・・・・・・1月5日は久米(吾妻)にある水天宮の大祭でダルマ市とも言われていまし
た。水天宮は五日が縁日で、毎月五日に祭事が行なわれていました。長い参道の両側には露店やダルマ屋などが並
び、各地からの参詣者で賑わいます。

水天宮のダルマ屋は東京都西多摩郡瑞穂町から主に出店するので多摩ダルマと呼ばれています。戦前は三月五日
の縁日が初水天宮より三月が奉公人の出替りの月でしたので賑わいました。昔は参拝を済ませてマチに帰って来る時
に当時山田屋横丁にあった「金平だんご」で所沢名物の焼だんごを食べるのが楽しみだった様です。

こちらのご主人は「子持ち団子」なるサービス団子を作り評判を呼んだそうです。安産の神様として知られる水天宮様
でしたので女性達には焼団子の先に楊枝にさした小さな団子をおまけに付けてくれたそうです。
以上、http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Asagao/4907/Tokorozawa_Saiziki1.htm「所沢・歳時記」より引用。

■06-07-09初・水天宮・・・・・・・水天はインド神話の中で最古の神。東京(中央区・水天宮) と久留米。出産の神として
も信仰される。

■除魔神事・・・・・・鎌倉市・鶴岡八幡宮で昨日1/4に続く神事であり、弓始め神事。
■09湖水開き【神奈川県箱根町、芦ノ湖】

■07-08千本搗・・・・・・・水泉寺(三重県)では多勢の若者が臼をかこんで餅をつく行事がある。

■07-08赤山禅院 (せきざんぜんいん) 八千枚大護摩供・・・・・・京都市左京区修学院開根坊町18 。 075-701-5181
以下、http://kaiwai.city.kyoto.jp/search/view_sight.php?ManageCode=1000140&InforKindCode=1「赤山禅院」より引
用。通称名称 赤山さん、修学寺 (せきざんさん、しゅがくじ) 。比叡山の西麓にある延暦寺の塔頭。

慈覚大師円仁の遺命により888年(仁和4)天台座主安慧が創建。本尊は陰陽道の祖・泰山府君(赤山明神)、かけ寄
せの神として、また、京都の表鬼門にあり、王城鎮守、方除けの神として信仰が厚い。拝殿屋根に瓦彫の神猿が京都
御所を見守っている。毎月4回、比叡山大阿闍梨の加持がある。都七福神の一つ福禄寿神。紅葉の名所。

建立:888年(仁和4)。1月5日、赤山禅院雲母不動堂御宝前にて、新春大護摩供は比叡山大阿闍梨により法修されま
す。一年間の方除け、家内安全等、皆様の所願成就を祈願いたします。一座60分。市バス/修学院離宮道、徒歩15
分。問合先:赤山禅院075-701-5181。見学自由。車椅子による見学:不可。

年中行事は正月五日の八千枚大護摩供。五月五日の泰山府君祭・端午大護摩供。仲秋名月にぜんそく封じへちま加
持。十一月二十三日の数珠供養。十一月中の紅葉まつり(以上引用)。

次に07/12/7日の朝日記事には----此処は神仏習合の不思議な世界を保っているとして、柱に「皇城表鬼門」の木札
を掲げ、また猿の像を「鬼門除け」として祀っている---と紹介している。鬼門の丑寅の逆に位置するのが未申だから猿
で伝えているのだ。

ただ鬼門については御所の鬼門ではなく、実は二条城の鬼門(北東=丑寅2/6の暦方位)に当たっている。旧都・大極殿
から鬼門に当たるのは此処ではなくて実は西明寺山の祟道神社である。

■07北野天満宮・はじき初め・・・・・・・京都市・北野天満宮の「はじき初め」では5mもの大ソロバンを300人の児童が集
まってはじく。

■07かぎろひを観る会・・・・・・・・奈良・宇陀市では毎年旧暦の11/17日の午前4時から万葉の「かぎろひの岡」に集ま
って行なう。かぎろいとは日の出前の薄明かりの暁の空の事。大宇陀観光協会0745-83-2251

近くに元伊勢の1つ、「阿貴宮」ゆかりの阿紀神社(主祭神・天照大神)が静寂の中に佇んでいる。

■07南市・恵毘須神社の初えびす・・・・・・奈良市・春日大社0742-22-7788。1/4の午後から宵宮祭。
■07法隆寺の初護摩祈願法要・・・・・・斑鳩町の法隆寺0745-75-2555。

■楠 正行つらの命日・・・・・・・彼は父・正成と桜井の駅で別れ、やがて成人して正平三年※のこの日1/5、四条畷で戦
死した。この日を旧暦と決め付けて北朝年号の貞和四年とし、イコール西暦1348/2/4、即ちグレゴリオ暦2/12
と見ると何も分からない。文献では普通、※正平三年としているが、観心寺過去帳では正平四年となっているのです。

とすればこの日をユリウス暦にすれば1349/1/24となってしまう。命日が一年もズレるのは問題ですが、四条畷の
戦いと言う史実さえどちらの年だったのか怪しくなるので問題です。ともあれ、四条畷(今の往生院辺り)が彼の終焉の
地とすれば、命日と逆方位となるのは富田林市方面である。此処には彼の母が居ついた楠枇庵がある。@

南朝が当時、渡来の旧暦の仏教暦、具注暦(平安時代の道長や陰陽師が使った)、宣明暦(859〜)、三島暦、伊勢
暦の何れを使っていたかさえ定かではないが、方位から見れば、寧ろ和暦を使っていたと推定出来る。

■楠 正勝の命日・・・・・・・彼は楠正成の弟・正儀(のり)(8/22日を参照)の長男だった。従って楠氏の本家。奈良県十津
川村大字武蔵に彼の墓地がある。此処にはかつて長盛寺があり、其処が今は武蔵小学校跡地になっていて駐車は出
来るが、其処までの十津川村を通る168号線から標高300mの武蔵地区まで上り下りする狭く険しい難路がある。

以下、http://www.totsukawa-nara.ed.jp/bridge/guide/around/ar_c06.htm「十津川探検」から勝手に引用する。正四位
楠正勝は南朝の忠臣楠木正成公の孫である。伝えるところによると、正勝は金剛山千早城落城後、弟の正元と共に
来郷、武蔵において再挙を計り10年余を過ごしたが、応永11年(1404)一説には応永18年(1411)正月15日病死、

この地に葬られたという。明治年間、郷人達の手によって境内が整備され、追悼祭が行なわれた。武蔵の人々は毎年
4月3日に祭典を営み、その霊を弔っている。正勝は又虚無僧[こむそう]の元祖ともいわれており、平成元年(1989)9
月16日虚無僧研究会主催による、墓前供養尺八献奏大会が行なわれ、

全国から会員約60人が集まり、尺八の献奏が行なわれた。村の有形文化財である(引用以上)。

----さて件の墓地は、信長の家臣・佐久間信盛などの石碑も共に略西向きに並んで建っているので、彼の命日は春を
意味する。従って先の正行と同じ正月15日ではなくて、「毎年4月3日に祭典を営み」とある通り、3/3日、または4/3日の
可能性が大と思われる。

■07-08修正鬼会・・・・・・・成仁寺(大分県)では鬼の降服退散の式会。
■09鬼の修正会(追儺祭)【福岡県筑後市、熊野神社】

■07-08鬼祭・・・・・・・竹崎観音堂〔観世音寺〕(佐賀県太良町)では1/5〜6日にダイショウポウという樫棒を群衆が奪
い合う行事。これを手にした者がその年の福運を得るという。













































































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▼09初亥日。

●例年-寒の入り(小寒の日)。
●06-07-09六日年越し。    ■08-09-10消防出初め式【各地】

■07-08七日堂詣・・・・・・如宝寺(福島県郡山市)で1/6〜7日。
■08-09-10-11柳津の裸まいり(七日堂裸詣り)(〜7日)【福島県柳津町、円蔵寺(柳津虚空蔵尊)】

動画http://www.omatsuri.com/movie/nanokado.html

●例年-少林山だるま市・・・・・・群馬県高崎市、少林山達磨寺の公現祭1/6〜7日。高崎市は全国一のダルマ生産地
のため恒例だるま市が開かれる。

■06-07消防出初め式【各地】・・・・・江戸は昔から火事が多く、その為か「火事と喧嘩は江戸の花」と言われた。享保
年間に大岡越前守が1000人を集めて「江戸火消し」を作ったが、その後に町火消しも出来た。何れにせよ、火事のと
きに僅かな賃金で命を張って火を消してくれる町火消しは庶民の味方であり、男らしく頼もしかった。

彼らの心意気が何より嬉しかった。それに喧嘩の多いのは城下町で武士が多かったからか。ともかく、江戸時代の人
気を継承する形で明治政府もそれに倣い、明治8/1/6東京で出初式が行われた。以来、例年この出初式が東京消
防庁と各地で行われる。

■11消防出初め式【各地】加賀鳶出初め式 1月10日 石川県金沢市
           動画http://www.omatsuri.com/movie/kagatobi.html

▲09良館寛忌。
▲09公現祭。
■08加賀鳶出初め式(1月5日以降の日曜日)【石川県金沢市、牢川】

あまめはぎ・・・・・・天狗や鬼たちが家々を廻って子供たちを脅す行事(07/1/6NHKラジオ深夜便)。能登町(旧・内
浦町)秋吉地区にて本日17時より、国指定重要無形民俗文化財「あまめはぎ」が行われます。 以下、あまめはぎにつ
いて引用 ... 旧・内浦町では他の数地区でも「あまめはぎ」が行われています。

「あまめ」とは、囲炉裏 ...http://www.noto-tourism.com/bbs/bbs.php?itemid=461
■07-08おびんずる廻し・・・・・・善光寺(長野市元善町)で荒縄の鉢巻きを掛けたびんずる尊者を福杓子で叩きながら
引き回し東の向拝まで移す行事。 

■07-08黒沢田楽祭・・・・・・阿弥陀堂(愛知県鳳来町)では俗に墨つけ田楽または墨塗り田楽。田峯田楽祭・鳳来寺田
楽祭と合わせ三河三田楽の一。古式の田楽三十七番が奉演される。
 
■07-08花奪い祭・・・・・・滝寺(岐阜県白鳥町)では廷年の舞があり、この歌舞の中ごろから天井にかけられている造
花を若者たちが奪い合う。 

■07-08お七夜・・・・・・専修寺(三重県津市)。 

■07近江神宮・名人歌合せ・・・・・・1/7を参照。
■07初祈祷・不動明王護摩供・・・・・・奈良・宇陀市の室生寺0745-93-2003。

■07正暦寺・・・・・・・・酒造りの寺として知られる奈良市の正暦寺では此の日、1トンの米で酒造りを始める(07/1/6NH
Kラジオ深夜便)。

■橘 諸兄の命日・・・・・・・彼は敏達天皇の末裔である。聖武天皇の時に恭仁京遷都を天皇に勧めた。井手町には
彼・諸兄公の旧跡があり、また岸和田市の久米田池の西北に史跡・諸兄塚と光明(聖武天皇皇后)塚がある。とすれ
ば彼は光明子を此処で弔ったのだろうか。

そうではなくて彼の夫人(多比能)が同じ母(橘三千代:命日1/11)から生まれた姉妹の一人だった。井手町には彼が母
のために建てた井提寺跡がある。さて彼の命日が757/1/6であり、此の墳丘の主軸が5月を向いているので生憎彼の
墳墓ではなくて、寧ろ彼の先祖の敏達天皇の前の欽明天皇の命日(4/15)に近い。

欽明天皇陵が橿原ではなくて堺市にあるとすれば其の皇子の敏達天皇(命日8/15)陵が富田林市にある事になり岸和
田ならば何れとも関連性が出て来る。また墳墓の形から見れば其の子、橘宿禰奈良麻呂757/7/4でもない。ただ橘氏
の末裔が南北朝時代に活躍した楠氏であり、此の南河内に本拠があった。

八幡神社・勧請縄掛け・・・・・・・・河内長野市天見の当社で毎年1/6に近い日曜日。長暦3(1039)年以来の伝統行事
と言う(市指定無形民俗文化財)。



































































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▲西暦の七草。▲06-07-08-09人日の節句(七草に同じ)。   ▲09初子日。

●06-07七草(但し旧暦ですべき事)・・・・・七草の材料は此の時期になるとスーパーの店頭には並ぶものの、元々此
の風習は旧暦の雑節ですから自然界に七草は生えてない。其れでも七草の風習を西暦(キリスト暦)で本日にするの
はナンセンスであり、「伝統文化を守る」事ではなく「文化破壊」に近い。

■07-08蘇民祭・・・・・・・黒石寺(岩手県水沢市)で1/7〜8日。厄除けを念じ福徳を祈願し、蘇民袋を奪い合う行事。厳
寒中の裸祭。
■07-08七日堂開帳・・・・・・・国分寺(宮城県仙台市)で1/7〜8日。
  
■07-08-10七日堂裸詣り・・・・・・・円蔵寺(福島山県柳津町)柳津虚空蔵尊で多勢の若者が裸で詣り、堂内に下げら
れた縄にもみあいながら登る無病息災を祈る行事。

■10柳津の裸まいり(七日堂裸詣り) 1月7日 福島県柳津町
http://www.omatsuri.com/movie/nanokado.html「YouTube等の動画」

■09-10白馬(おうめ)祭・・・・・・・・鹿嶋市・鹿島神宮。0299-82-1209

■07-08ご印紋・・・・・・・・・新勝寺(千葉県成田市) 
■07-08毘沙門天祭・・・・・・・・妙法寺(静岡県富士市)。

■07-08田遊祭・・・・・・・・尊永寺(静岡県袋井市)では大刀の舞・棒の舞・白鍬の舞・牛ほめ・のっとう(祝詞)・鳥追・早
乙女の七段でなる。投矢の神事がある。 

■07-08御判頂戴・・・・・・・・善光寺(長野市元善町)では1/7〜15日、如来さまの宝印を赤布に包み、寺憎が参詣者の
額に押して頼る結縁の行事。

■富山の神農さん・・・・・・・薬業組合。
★07加賀鳶出初め式・・・・・・・(1月5日以降の日曜日)。石川県金沢市、牢川。07年は強風の中、一部取りやめた。

■07-08鬼祭・滝山寺・・・・・・・・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BB%9D%E5%B1%B1%E5%AF%BA滝山寺(愛知県岡崎
市)で天下泰平を祈る祭。鬼面をかぶった厄男三人、が白衣に松明をかざした多数の厄男と鬼の所作よろしく踊り狂う
火祭。尚、2月土曜を「鬼祭」とした資料もある。

何れにせよ「鬼祭」は、例えば2/14日の奈良の長谷寺の「だだ押し」
http://urano.org/kankou/topics/hasedera/index.html
と同様の、修正会の伝統を残すものと思われる。

要するにカレンダーがない時代に方位を見て、正しい正月の元日を決定した神事の名残である。因みに長谷寺もまた
此の滝山寺も天武天皇縁の寺である。

其れについては以下の
http://kami.tudura.com/page008.html 9/9日「天武天皇の命日」を参照。
何れも天武天皇の命日と日迎えラインに沿って、鎌倉に至るライン上に有る。

所がやがて長谷寺が真言宗、滝山寺も天台宗となり、この為、両社の関連性が途絶えてしまったものと推定できる。
因みに命日と地理との方位については下記を参照。
http://6535.teacup.com/hijiriou/bbs

■天智天皇の命日か・・・・・・・彼がが近江の宮で崩御した日として日本書紀では671「12月乙丑3」とし、其れをユリウス
暦にすれば672/1/7、グレゴリオ暦では1/10)になる。従ってこの日1/7とするのは一つの仮定である。@だが、円
形・または方墳なので残念ながら此処は天皇陵とは言えないので別記する。

とすれば彼の陵が別にある事を此処で指摘すべきと思う。候補地としては既に堅田南に大津市の木ノ岡町に天皇陵古
墳とも言われる陵墓参考地が二ヶ所あって一つだけ可能性が有る。@

次に飛鳥には有名な「石舞台古墳」がある。此処は今、蘇我馬子の墓とされているが、実は其れは馬子の庭園があっ
たとか、隣の飛鳥寺(安居院)の西に「入鹿の首塚」が有ると言った傍証から、古墳の主を喜田貞吉氏が「桃原の陵」を
論じて以来、通説となったものに過ぎず、根拠に乏しいのに対して、石舞台は昔から「天智天皇の墳墓」とされていた。


無論、天武が次の都を飛鳥と選んで大宮を設けたのは、当時の月暦・つまり陰陽暦による暦日から方位を決した訳で
あり、其れによって彼はやがて「浄御原天皇」とも呼ばれた。@

次に行事に関する記録を見れば、翌「壬申の年」末の辛酉の日、即ち陰陽暦12/4、天武天皇は諸臣に官位を増し
給った。と言う事は、つまりこの日が天智天皇の命日から壬申の乱をへて陰陽暦による一年後に当たっていた訳であ
る。また「延喜式」でも12/3日に近江の崇福寺で弔いをする慣わしだった。

とすれば此れは仏式の暦による法事だったと見なすしかない。@

ともあれ、命日12/3(ユリウス1/7、グレゴリオ暦では1/10)を元にすれば、彼の日迎えの祭りは、概ね六月に行われて
来たものと推定する。最後に、天智天皇を祭るために明治に造られた近江神宮では6/10を例祭日とし、またこの日は
彼が作った漏刻に因んで、「時の記念日」としたのだろうか(「6/10」を参照)。

更に蛇足であるが、@大阪・羽曳野市・蔵内には「天智の坂」古墳(後円径80mで半壊の前方後円墳)があるようで
す。またA鹿児島の指宿に「天智天皇陵」の伝承地がある、と言えば荒唐無稽の事と一笑されるだろうか。

其れについて市の担当者は、「指宿の地名は、天智天皇が大隈半島に来られて指で宿を指された事を機縁に命名さ
れたとの由来があるものの、関係遺跡や古墳はない。其処が仮に色浜の若水神社の境内地としても未確認」と否定さ
れた(2004/1/7)。

だが開聞神社には彼が其処で79歳まで暮らしたとの伝説が残っているのである。また彼が大宰府に木の丸殿と言う
内裏を置いたので、其の方位から見れば指宿に「日迎えの」寿陵が造られたとしても不思議ではない。ただこの揖宿の
件については彼の可能性よりも、次の弘文天皇の可能性がある(「7/23」を参照)。

●例年-祇園歌舞会学校始業式【京都市東山区】

■07-08牛王・清水寺・・・・・・・・清水寺(京都市東山区)では修正会の満願の日。柳の杖(牛王杖)で本尊の光背を打
つ行事。参詣人に牛王宝印を授けるが、この宝印の紙は商家にとって商売繁盛のお札とされる。

★07若草山山焼き・・・・・・毎年成人の日の前日。奈良県奈良市若草山一帯。古都奈良を彩る早春の風物詩。夜空に
山全体が浮かび上がる様は壮観。奈良公園管理事務所0742-22-0375
■07春日大社・御祈祷始式・・・・・・・・春日大社0742-22-7788

■07-08東大寺の修正会・・・・・・・・東大寺(奈良市雑司町)0742-22-5511。奈良市観光センター0742-22-3900
★07霊山寺・大弁才天・初福授法要・・・・・・奈良市・霊山寺0742-45-0081

■07-08灌頂かけ・・・・・・・・金勝寺(奈良県平群町)。 
■07-08法隆寺の金堂修正会・・・・・・・・斑鳩町・法隆寺0745-75-2555で1/7〜14日。

■07-08箕面・お富法会・・・・・・・・滝安寺(大阪府箕面市)。 
■07-08修正会・・・・・・・・四天王寺(大阪市天王寺区)で1/7〜14日。  

●例年-八咫烏(ヤタガラス)神事【和歌山県田辺市本宮町、熊野本宮大社】
■07-08鬼払・・・・・・・・勝福寺(神戸市須磨区)。  

■07-08会陽・・・・・・・・長尾寺(香川県長尾町)。 
■07-08会陽・・・・・・・・金山寺(岡山市金山寺)。

●例年-追儺祭(ツイナ・鷽うそ替神事、鬼すべ)・・・・・・・・福岡県太宰府市、太宰府天満宮で。

★07ホーランエンヤ【大分県豊後高田市】
■07-08修正鬼会・・・・・・・・天念寺(大分県豊後高田市)・岩戸寺(大分県国東町)では五穀豊穣、息災延命を祈願。
大松明の前に出た鬼が、寺僧とともに悪魔退散のための踊りをおどる行事。  

■10大善寺玉垂宮・鬼夜・・・・・・・・・・10.01.07(木)、福岡県久留米市で1000年以上続く、「追灘の火祭り」で、疫鬼払い
の神事。21時に1トンの大松明に点火(鬼火)される様子は、迫力があり必見。松明を手にした締め込み姿の若衆約
400人が境内を練り歩く。神殿を右回りに回る直径1m以上の松明が、冬の夜に燃え盛るさまは圧巻。

大松明の火の粉を浴びると、開運と無病息災に御利益があるといわれる。観覧席・桟敷席について問合せは、大善寺
玉垂宮社務所(0942-27-1887)。此れは10/2/11日のNHKTVでも録画を放送した。





★エチオピアのクリスマス・・・・・・国民の15%がキリスト教徒のエチオピアではこの日がキリスト誕生の祭りである。エ
チオピアのエルサレムである岩の教会には多くの信徒が集まってクリスマスが祝われる。































































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初薬師

■06-07-08初薬師(各地薬師堂)衆生の病患を救い、法薬を授ける薬師如来の初縁日。薬師如来を祀る寺院は下記
では◆印。 
■07-08だるま市・・・・・・◆妙見堂(福島県いわき市) 

■大俵引き・・・・・・・1月8日(土)福島県会津坂下町。五穀豊じょう、商売繁盛などを祈願して勇壮に繰り広げられる奇祭で、町役場前の目抜き通りで
行われます。高さ約2・5メートル、長さ約4メートル、重量約5トンの巨大な米俵を、寒風吹く中で下帯ひとつの男衆約200人が東西に分かれて力の限り引き
合います。東が勝つと米価が上がり、西が勝つと豊作となるとされています。始まりは、蒲生氏の時代までさかのぼると、いうことです。

詳細URL  http://www.town.aizubange.fukushima.jp/index.html (以上はメルマガ【なっとく歴史館】 公式サイト: http://1rekisi.jpより転載)。

●例年-お焚上行事(トンド焼き)【東京都台東区鳥越、鳥越神社】
■07-08大般若会・・・・・・◆新勝寺(千葉県成田市) 

■11熱海梅まつり(〜3月6日:1月中旬の土曜〜3月上旬)【静岡県熱海市、熱海梅園】
■07-08八日堂縁日(初薬師)・・・・・・◆国分寺(長野県上田村市)

06加賀鳶出初め式(1月5日以降の日曜日)【石川県金沢市、牢川】

■11勝部の火祭り(1月第2土曜日)【滋賀県守山市、勝部神社】

■07-08市辺薬師裸厄除供養・・・・・・市辺薬師如来堂(滋賀県)で1/8〜9日。以下http://www.bcap.co.jp/s-hochi/bno
/2001/01-01/n010113.html 滋賀報知新聞(ニュース)平成13年1月13日(土)第12527号・近江の奇祭「西市辺裸まつり」より
引用。良縁長寿の「繭玉」争奪=飛び交う下帯姿の若者たち=  

下帯姿の男たちが「繭玉」の争奪戦を繰り広げた西市辺裸まつり――市辺薬師堂で――(湖東・八日市市)
八日市市市辺町の市辺薬師堂で十三日夜、下帯姿の若者たちが「チョーライ(頂礼)、チョーライ」と唱えながら天井に
飾られた「繭玉(まゆたま)」を奪い合う、県無形民俗文化財「西市辺裸まつり」が行われた。

五穀豊穰、町内安全を祈願して行われる伝統のまつりは、近江の奇祭として知られ、毎年、県外や国外からカメラマン
や見物客が大勢訪れる。

午後八時半過ぎ、身を清め、羽織はかま姿となった薬師堂向かいにある若宮神社氏子の若連中(町内の十五歳以上
の独身長男)二十五人は、入り口で「お十二灯(オジュニトウ)」と言いながら秘仏の木造薬師如来立像の前に灯された
十二本のロウソク目がけてさい銭を投げ込み、次々と薬師堂に入ってくる。

車座になった若連中は、新年のあいさつや儀式を古式にのっとって一時間ほど行うと、太鼓の合図とともに一斉に羽
織はかまを脱いで下帯姿になり、いよいよ「繭玉」の争奪戦が始まる。「繭玉」は、一斗(約十五キロ)のもちを丸めて長
寿の木とされるエゴノキの枝につけ、高さ約三メートルの天井に飾られたもの。

これを取った者には良縁と長寿を授かると言い伝えられている。「頂礼、頂礼」の掛け声と太鼓が鳴り響く合間に、肩を
組む仲間の背中を踏み台にして一人、二人と若連中が梁(はり)への飛び移りを試みる。しかし、先に取られてはなる
まいと他の若連中が下から足や下帯を引っぱり引きずり降ろす。その繰り返しがまつりのクライマックス。

十分ほど争奪戦が繰り広げられた結果、会社員の安田辰博さん(25)が見事「繭玉」にたどり着き、天井から「繭玉」を
下ろすと、見物客から大きな拍手が沸き起こった。

若連中たちはこのあと、「無病息災」「五穀豊穰」などの願い事が込められ、堂内に張り出されていた信者の名前が書
かれた紙をはがしていっせいに囲炉裏の中に投げ込むと、その名前を読み上げ、「ヤロジャソドレ」「ヤロンジャエッサ
オドレ(薬師如来エッサと踊れ)」などと唱えながら、未明まで下帯姿のまま踊り続けた(以上、引用)。
  
◆07初寅大祭・・・・・・鞍馬寺(京都市左京区)では大護摩供を行う。
■07-08後七日御修法・・・・・・◆教王護国寺(京都市南区)で1/8〜14日。 

★06若草山山焼き(毎年成人の前日)【奈良県奈良市若草山】
★07春日大社・成人祭・舞楽始式・・・・・・・・春日大社0742-22-7788。林檎の庭で。成人の日(第二月曜)に古式により
舞楽始式で万歳楽が厳かに奉納される。奈良市観光センター0742-22-3900

■07唐招提寺・大般若・転読法要・・・・・・・・唐招提寺0742-33-7900

■07長谷寺・仏名会・・・・・・・・桜井市・長谷寺0744-47-7001で1/8〜1/10日。
■07法隆寺・大講堂・最勝王経・讃説・・・・・・・・金光明最勝王経の徳を讃える法要。法隆寺0745-75-2555で1/8〜1/
14日。

和歌山・湯の峰八日薬師祭・・・・・・田辺市本宮町。
■07淡路・金山比古祭・・・・・・兵庫・淡路島の金山比古神社では、此の日、的矢神事と小学生の神楽舞。

■07-08追儺会・・・・・・◆鶴林寺(兵庫・加古川市)。 

■07-08火除牛王・・・・・・◆聖福寺(福岡市御供所町)。

■07博多・十日戎・・・・・・博多の十日戎神社では、もう既に参拝客が集まっている。戎神社は昔、宋銭を種銭として貸
した。其れを種銭として商売人は商売で稼いで、利子を付けて返した。だから「商売の神様」になった。此処では今、
「福引」が人気です。其れにしゃもじに「一斗二升五合」と書く。其の意味は「五升倍・升々・半升」である。

(07/1/8NH総合TVで生中継)。

■07-08法華岳薬師祭(初薬師)・・・・・・◆法華岳薬師寺(宮崎県国富町)。 

★07成人式・・・・・昔は皇家・武家は元服(加冠)し、幼名から元服名に改めた。庶民は十三参りをした(ヒジリ事典を参
照)。十三参りは北関東(会津)や京都で盛んで、後者は広隆寺の虚空蔵へ参った。エトは12であり、13は2順目に当
る。女子は此の頃から体質も変化する。

よって旧3/13日には数え13歳になった男子・女子が近くの寺院に参拝して厄除・開運を祈った。また虚空蔵求聞持法
を修すれば仏智開発・記憶力増進があると言う信仰があった。同時に虚空蔵は、十三仏信仰として先祖の追善供養33
回忌の「弔い上げ」の御本尊でした。

従って成人式は、此れまでの成長を先祖に感謝し、祝うと同時に大人としてスタートする独り立ちのケジメの儀式である
から、何処かの町の様にディズニーランドで騒ぐようではケジメにならない。

★09学校始業。
 
 

























































1/ 9 日       



●06-07-08-09宵戎。 ▼09初寅日。   
■08-09-10-11宵戎・船方祭(石川県内各地の漁村)

■11小高のはだか参り(成人の日前日)【千葉県匝瑳市、妙長寺〜八坂神社】
■10熱海梅まつり(〜3月7日)【静岡県熱海市、熱海梅園】

おみ(御神)渡り・・・・・・・長野・諏訪湖が全面凍結して湖面の氷がせり上がって一筋のラインとして現れる事。06/1/
10日には2年ぶりに出現したのを、この神事を司る八剣神社の宮坂清宮司が認定した。今年は高さ40〜50cmの氷
の白い筋が東西と南北に計3本走った。

御神渡りは神様が湖を渡った跡と伝えられ、今年はきっと良い子とがる筈だと期待されている(06/1/10朝日新聞)。た
だ最近は氷結しない年が多くなり、07/2/25日には其の報告神事となった。

■11加賀鳶出初め式(1月5日以降の日曜日)【石川県金沢市、牢川】
■07初鋳込み・・・・・・・富山・高岡市の釣鐘メーカー。

■07-08修正会・・・・・・・観菩提寺(三重県島ヶ原村)で1/9〜10日。 
■07-08報恩講・・・・・・・専修寺(三重県津市)で1/9〜16日。  

■07フナ鮨切り・・・・・・・滋賀・草津市ではフナ鮨切りの神事。 
★10勝部の火祭り・・・・・・・滋賀県の奇祭の一つで守山市の住吉神社・勝部神社で、2002年より1月第2土曜日実施。
http://www.biwa.ne.jp/~futamura/sub58.htm

■07-08親王講・・・・・・・金竜寺(滋賀県永源寺町)。 
■07-08報恩講・・・・・・・新鸞上人の忌日、その恩徳を報謝する法会が西本願寺(京都市下京区)ほか全国浄土真宗
本願寺派諸寺院で1/9〜16日。

■06-07京都・西本願寺・報恩講・・・・・・1/9〜16日まで。
■07-08仏名会・・・・・・・長谷寺(奈良県桜井市)では参詣者が未明から裸詣をし賑わう。 
■07塩町・恵美須神社大祭・・・・・・・大和郡山市・塩町・恵美須神社で1/9〜10日。祭典委員長0743-53-0622

若草山の山焼き(2005)・・・・・宝暦10(1760)年、当時の奈良奉行が東大寺と興福寺・春日大社の間で領地争いを仲裁するため、境界線 が複雑な若草
山で関係者立会いの上で行ったのが始まりとされ、明治33年から夜間行事になった。最近は成人式の前日となった。
奈良市観光センター0742−22−3900

さて若草山の頂上部に鶯塚と言う前方後円墳があり、山焼きの起源は其れ以来行われて来たと思われるが、今は奈良市恒例の観光行事として約33ヘクタ
ールの草地が焼かれる。因みに、「鶯塚」は実は反正天皇の御陵でした(「1/23」を参照)。06年は1/8、07年は1/7。

■07-08弓祝式・・・・・・・奈良・川上村の烏川神社・運川寺で1100年以上続く伝統ある鬼退治の儀式。射手が鬼に矢を
放つ場面が見所。川上村産業振興課0746-52-0111

●06-07エビス祭・宵宮・・・・・・・・関西には「えべっさん」が凡そ450ヶ所あると言われる。其れほど人気が有るものの、
殆どは明治になって急増(勧請)した言わば流行り神である。元々は山(葛城)の神だったが、やがて水の神、稲作の
神、漁師の神となり、今は市場(商売)の神へと変化した。

大阪・今宮戎の場合は其のケースであり、今も例年、木津・黒門市場から大きな鯛が献上される。さて、今宮戎の略鬼
門に生国魂神社(元の宮は大阪城本丸にあった)があり、その相殿には大物主神を祭り、また末社には鞴ふいご神を祭
り、7/9には夏祭りをして来た(事典の「エビス」を参照)。@

戎さんは1/9-10-11日と続く。宵戎-本戎-残り福と言う。今宮戎は此の3ヶ日で凡そ120万人の人出で賑わう。「商売繁
盛で笹持って来い」と言う呼び声が煩い。「えべっさん」は耳が遠いので、正面から挨拶しただけでは願いを聞き届けて
くれない。だから後ろに廻って、本殿の壁を叩いて、もう一度念を押すのが通(俗習)である。

銅鑼も叩くから賑やかである。また畳30帖の賽銭箱が人波に揉まれる。古い笹とお賽銭が高さ2m、胴回り4.5mの醤
油ダルに投げ込まれるので、幾つもの樽が20分で満杯になると言う。今年の福笹は800〜5000円くらいで売られる。三
日間の売上は1億円を越える。売る係りが年寄りに代わって戦後は福娘が活躍して人気となった。

30人の募集に対して6000人も応募した記録もあると言う(07/1/6NHK総合TVでs56年の録画)。
        
■仲衷天皇の陵として治定されているミサンザイ古墳(藤井寺市)の築造角度・・・・・・彼は2/ 6に崩御した事になって
いる@彼の御陵とするには無理がある所です。

■和歌山・天狗祭り。

■源頼光の祭り?・・・・・・・源頼光の死没は、治安元年7月19日(ユリウス換算1021年8月29日)とされている。彼の墓所
(源満仲・源頼光廟)が川西市の多田神社にあり、此処は明治以前までは多田院と称した寺だった。今は春季例大祭(4
月10日)と秋季例大祭(10月27日)をしている。

また頼光寺(らいこうじ)と云う寺が2ヶ所ある。京都府福知山市にある曹洞宗の頼光寺と、兵庫県川西市の多田神社
の北方に位置する曹洞宗の頼光寺 (川西市)である。

後者については例えば ------http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%BC%E5%85%89%E5%AF%BA_(%E5%B7%9D...
によれば、多田庄の領主源満仲の夫人法如尼の発願により、源頼光の子・永寿が法如尼の念持仏であった地蔵菩薩
を本尊として開山した。本堂には源頼光神像が安置される。

----とある。なので両社寺を以下
http://6535.teacup.com/hijiriou/bbsにより方位で結べば、1/9日---7/11.5日を黙示している。

よって昔は多田院で7/11日から19日に弔い、また逆に1/19日には一族が頼光寺 (川西市)に向かって行列をして、彼
の御魂の再臨を祈る祭りをしたものと判明します。つまり頼光寺(らいこうじ)は、寺と言うより寧ろ彼の御魂の「ご来光」
を待つ場、つまり実は此方が神社の役割だったと分る。

■07-08お綱うち・・・・・・・兵庫県養父市の別宮地区では毎年の此の日、太さ30cm、長さ17〜18m、重さ70〜80Kgの大
綱を作り、村中で綱引きをして豊作と厄除けを祈る。「お綱」は、龍に見立てたもので綱を引き、占いが終わった後には
欅の木に掛ける。

■和布刈神事【福岡県北九州市】   
■07-08千日詣・・・・・・・蓮城寺〔内山覿音〕(大分県三重町)。  

■11ホーランエンヤ(1月上旬)【大分県豊後高田市】ホーランエンヤ 1月3日 大分県豊後高田市
動画http://www.omatsuri.com/movie/horan1.html



■07学校始業。

★09ブラック・ナザレ祭り・・・・・・マニラで、「奇跡を起こす力がある」黒いキリスト像を載せた山車が練り歩く。200万人
が像に触れようと全国から集まる。像は400年前、メキシコからスペイン統治下のフィリピンに船で運ばれ、火災や戦災
を幾度も逃れた。例年、熱狂の余り死傷者が出る(09/1/10朝日記事)。









































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■「神々の歳時記」の各項目のご理解には「366円暦」が必要です。円暦は別紙の「日読み1」http://toki.mikosi.com/
page044.htmlで公開していますが、其の実物を希望される方は末尾に従ってご請求下さい。

■尚、各行事は別記のない限り新旧暦に関わらず2003年の例に以後毎年06-07と追加する形で示していますので、
*開催日等の詳細には主催者にお問合せ頂くか、各ホームページにて御確認下さい。

■「神々の歳時記」に記した例は仮説ではなくて、太陽暦に重ねて古式祭による祭政一致を行っていた古からの日本
文化の原理です。其の具体例を今回、公開したものですが、海外への情報流失防止のため、特に「本文」については0
4/11月から「非公開」としました。

■@マークの付いた以下の部分が「非公開」部分です・・・・・・・@マーク以下には「地理・方位の具体例と其の意味や
暦との関係式」などの詳細を隠しています。この隠れた部分の資料をご希望の方は、「メールフォーム」か掲示板から
ご連絡下さい。

■文中に誤記や間違いがありましたら、恐れ入りますが上記により下記まで御一報賜れば幸いです。尚、参考文献は
巻末に記しました。  


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