http://kami.tudura.com 「神々の歳時記」  p151 (未定稿)


神々の歳時記  11月下旬 但し方位による

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●イベントや祭典と称する偽祭りが多い中で、昔から本物の祭りを続けて来た事例を此処に紹介し、併せてその縁起
の意味を解説し、方位から正当性を実証する。今月も一部、お祭り専門情報誌 月刊「わっしょい!」全国版 http://
www.omatsuri.com/mailmag/
及びhttp://www.kotobuki-p.co.jp/index2.html「ブッダワールド行事案内-11月」より一部引用・転載させて頂きました。

■各行事は別記のない限り新旧暦に関わらず2003年の例に以後毎年追加する形で示しています。ただ凡そ歳時記
には定例として固定されたものと月の暦で変わるものと星の曜日に従うものとの3種があります。このため開催日等の
詳細は主催者にお問合せ頂くか、各ホームページにて御確認下さい。尚、「星の暦」にも雑節・行事を載せています。

神々の歳時記 11月下旬 ・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ●○◎□◇■◆△▽▲▼☆★




★動画高千穂の夜神楽  11月〜翌年2月頃 宮崎県高千穂町 
http://www.omatsuri.com/movie/takatiho.html



11/20 


■06高崎恵比寿講。
会式・・・・・・・番勝寺(埼玉県)。

■大生神社・庭上祭・・・・・・・社前に荒菰こもが敷かれ、浄衣・烏帽子の若者によって海の幸、山の幸、野の幸の献饌
伝送の古式神事があり、その後に巫女舞が奉納される。
 
菊花祭・・・・・・・大寛寺(京都市右京区)。 

■申祭・・・・・・新潟県にしくびき地区。「見ざる、言わざる、聞かざる」の3猿の中でも「着飾る」なんてのが人間のメスに
はいますけど、素敵なサルです。三猿信仰は中国の道教が有名ですが、日本の修験道では青面金剛を祭り、或いは
60干支暦の庚申の巡りから来ています。

他には日枝の神、更には猿田彦にも由来する。日枝の場合、4月中申日、また新潟県にしくびきでは11/20日頃に申祭
りをして来た(以上は「ヤフー知恵袋」への回答文を転載)。


















































11/21    


▼06年、旧暦10/1日(旧暦では神無月に入るのであって西暦11月=霜月ではない)。 

■伊勢神宮の意味・・・・・・・伊勢神宮は内宮と外宮があって外宮の方が一段ランクが低いように思われているが、本
来はどうだったのか。日本書紀には「垂仁天皇25年、丁巳年冬10月甲子を以て伊勢國の渡遇(わたらひ)宮に遷る」
とある。

この時期は冬であると言っている以上、新暦にすれば立冬後であり、昔から伊勢では10月の15〜25日に年中で最
大の祭りとして神嘗祭をして来た。また宮中と各地の神社では11/23〜29日に新嘗祭をしていたので、戦後はこの
日11/23を「勤労感謝の日」と決めた(読み替えた)。次は方位から見よう(伊勢神宮については「ヒジリ」を参照)。@

報恩講(浄土真宗)で21〜28日 。 
06-07-09東本願寺の報恩講・・・・・京都。28日まで。
宝山禅師降誕会(曹洞宗)。 

一休宗純の命日は11/4・・・・・・・彼の命日は文明13(1479)年のこの日であるが、この日を壬寅と見てユリウス暦
にすると1480/1/2となる。ただそうすれば、今見られる一休寺道の方位が残念ながら合わない。寺から2/23に向いて
いるからです。

ともあれ彼は後小松天皇のご落胤とも言われて安国寺で育ち、とんち話を残した。13歳から建仁寺に入り、やがて京
田辺市に一休寺を建てた(此の禅寺は現在、紅葉の名所となっている)。だが応仁の乱となり、大徳寺の46代住持に
迎えられたものの、荒れ果てた寺を堺の豪商の支援によって再建し終わった時には86歳になっていた。

晩年は一休寺で森女とのラブロマンスを残し88歳でなくなった。百年後に開封された遺書には「なるようになる、心配
するな」とあった(この項は主に読売テレビ「今日は何の日」2003/11/21より引用)。

因みにこの一休寺とは別に、彼の「ついの住み家」と言われる古跡が京都西南部・大原野神社の西の、大阪府と京都
府の境界に「出灰」(いずりは)地区に彼の創始と伝わる尸陀(しだ)寺と一休旧跡として残る。@

甲山大師・・・・・・・神呪寺(兵摩県宝塚市)。 

■奴(やっこ)行列・・・・・・・04/11月21日(日) (島根県津和野町)参勤交代の送り迎えの儀式として始まったとされている奴行列が城下町の風
景の残る殿町通りを中心に、旅情あふれる道中を町内各所で繰り広げ、山陰の小京都「津和野」の晩秋の風物詩として親しまれています。
詳細は下記URLをクリック http://www.tsuwano.ne.jp/town/ *以上、「なっとく歴史館」より転載。
























































11/22   
       

小雪(24節気)。

報恩講・・・・・・・築地本願寺(東京都中央区)では11/22〜28日。 
報恩講・・・・・・東京本願寺(東京都台東区)では11/22〜28日。 

徳川慶喜の命日・・・・・・・・徳川御三家の一つ、水戸家は尊王攘夷論の先鋒であった。一ツ橋慶喜は水戸家の出
であり、彼は次期将軍として宿望されていたが徳川時代の終わりを覚悟して就任を断り続けた。

彼は公武合体論によって新日本を目指したので孝明天皇の推挙によって遂に第15代将軍(最後の将軍)となったもの
の、彼についての評価は二つに分かれる。一つは名将軍、一つは卑怯者である。彼は内戦を避けるために就任した
が、直後に光明天皇が突然謎の崩御となり、此れで薩長を押さえる後ろ盾を失った。

其の為に大政奉還をして将軍職を辞職したが、この機に乗じて尚も倒幕を計る薩長は「鳥羽伏見の戦い」を起こした。
よって彼は内戦を回避するために已む無く敵前逃亡するように大坂から江戸に戻ってしまった。日本が幕府と薩長との
内戦になっては英仏の餌食となると恐れた為に、徳川幕府に幕を引いて日本を一つにしようとした訳である。

だが、其れは味方を裏切る「卑怯な」事でもあった。彼は江戸に帰って寛永寺に引き籠って只管恭順の姿勢をとった
が、其れを追い討ちするように薩長は彼を罪人のように扱い、取り潰し同然に扱った。

上野の彰義隊も完敗して幕府は負けたので、彼は歴史の表舞台から去ったが、この潔さ、英断がなければ内戦とな
り、京都大坂のみならず江戸も戦火で消え去ったろうし、諸外国の植民地になっただろう。だが彼は耐え難きを絶えて
一言も弁明しなかった。

彼はその後、明治の庶民の暮らしをカメラに収める事を趣味として過ごし、やがて明治22年に帝国憲法が成立したの
を喜んだと言う。貝のように口を閉ざしていた彼が、ある時「あの時はあーする外なかった。アレが一番良かったのだ」
ともらしたと言われる。

大正2(1913)年11/22薨去、77歳だった(以上は読売テレビの「今日は何の日」より引用)。

■ニギハヤヒノ命日?・・・・・・翌日11/23日に宮中では新嘗祭が行われる。
■例年-豊川稲荷秋季大祭(鎮座祭)(11月22日〜23日)【愛知県豊川市、豊川稲荷(妙厳寺)】

お火焚祭・・・・・・・広隆寺(京都市右京区)では秘仏本尊(聖徳太子尊像)が開扉される。
大法会・・・・・・・朝護孫子寺(奈良県平群町)。 

■例年-神農祭・・・・・・(〜23日)【大阪市中央区道修町、少彦名神社】
江戸時代、薬種商で栄えた時に祭った大阪市中央区(道修町)の少彦名神社で11月22日〜23日にある祭りで5万人が
集まり賑わう。薬種商は江戸時代に炎帝(神農さん)の掛け軸を医薬の神として床の間に掛けて各々祭っていました。

大阪では江戸時代の安永9(1780)年に大坂道修町で栄えた薬種商たちが京都市の五条天神から少彦名神を勧請し
て祭ったのが当社である。つまり御祭神は神農と少彦名神の2座。以来毎年9/11日を例祭として来たが、明治10年か
ら11/22-23日としている。五条天神は古来、オケラで疫を祓ってきた社であり、今は節分にオケラを配る。

道修町の神農祭では笹に張り子の虎を付けた福笹を売って来た。由来は江戸時代にコレラが流行った時に、虎の頭
の骨から作った薬を奉納した事から始まった。此れが阪神タイガースのシンボルになったと言う。ご祭神の少彦名神(2
/8加太神社・針供養を参照)は大国主と共に此の国を造った。

その子孫がシナに渡り、炎帝神農と言われ、医薬の祖としても尊崇された。神仏習合時代は薬師如来。本来は何れも
方位と暦の神であったが、今は薬王・薬上菩薩と共に医薬の神となって、医薬業界や証券関係者から商売繁盛の神と
して厚く信仰されていて、大阪の祭りは「えべっさん」に始まって神農さんで終わると言われる。

近松祭・・・・・・・広済寺〔近松寺〕(兵庫・尼崎市)。 
★08御神幸祭(裸坊祭)(11月第4土曜日)【山口県防府市、防府天満宮】
★動画http://www.omatsuri.com/movie/hadakabo.html

■06-07-08-10夜神楽まつり(11月22日〜23日)【宮崎県西臼杵郡高千穂町、高千穂神社】
■10妙見祭(〜23日)【熊本県八代市、八代神社】
























































11/23   


●07小雪。■09新嘗祭。 

06-07-09勤労感謝の日・・・・・・明治五年から戦前にこの日は新嘗祭をした。伊勢神宮では今も10月の18〜25日
に神嘗祭(11/21を参照)をしているが、古来、旧暦11月中卯の日には天皇が自ら宮中・神殿に其の年の新穀を供
える儀式があり、国内の神社も此れに倣った。

でも其れを数字だけ一ヶ月ズラしても感謝祭か収穫祭と言う意味くらいにしか理解されない。
11月中の日とは今の12/22に相当する冬至祭りであり、一年の基点となる日であり、本来の元旦として暦の上でも
大事な節目であったのです。

由来を言えば続日本紀に「文武天皇2/12/29乙卯、多気大神宮を度会郡に遷す」との記録から伊勢神宮は大宮町の
滝原に有った事になるが、この前の11月丁巳朔U12/8)に日食(翌年にも)があり、その後の23己卯(U12/30)に朝
廷で大嘗(初見)をしてからこの遷宮となった。

今は大嘗祭・神嘗祭・新嘗祭は別個のものと解釈されているが元は同じでした。神祇令では大嘗祭として年中恒例の
諸祭の中で最大の祭りとして11月下卯日でした。つまり今の冬至頃に行った。

■例年-青沼どぶろく祭【茨城県行方郡麻生町、つまり今の行方市、春日神社】
06-07-09笠間稲荷・献穀献繭祭。

■10梵天祭り(〜24日)【栃木県宇都宮市、羽黒山神社】
■例年-一茶祭り」・・・・・・東京都足立区六月、炎天寺で。

お滅灯・・・・・・・無量光寺(神奈川県相模原市)。
■例年-妻籠宿文化文政風俗絵巻之行列【長野県南木曽町】 

■10妻籠宿文化文政風俗絵巻之行列【長野県南木曽町】
■例年-新嘗祭・・・・・・・宮中神嘉殿、及び三重県伊勢市の伊勢神宮、その他全国諸社で。

■07-08-09-10大森神社どぶろくまつり【三重県熊野市、大森神社】
■例年-筆供養【京都市東山区、東福寺・正覚庵】

■07聖天様の大根供養・・・・・京都市右京区嵯峨大覚寺の近くの覚勝院で11/23〜24日で護摩供養と大根を炊いて食
べる(800円)など(07/11/--朝日新聞)。

そろばん供養・・・・・・・千光院(京都市右京区)。

■石上神宮(奈良県・天理市)の鎮魂祭・・・・・・・この神宮のご祭神は布都御魂大神と言われる神剣であり、外にも有
名な「七支刀」が所蔵され、国宝に指定。刀剣を祭ると言う点では、熱田神宮に似た性格の古社であり、古には本殿も
拝殿もないと言う、日本で最も古いタイプの神社だったが、白河天皇の時に仏堂建築の拝殿を設けた(此れも国宝)。

この拝殿の後ろが昔からのヒモロギの聖地であり、今も禁足地となっている。※同様に古式を伝える大神(大三輪)神
社には此処から日本最古の古道とされる「山之辺の道」を辿って行ける。さて、この宮で剣に仮託されたご祭神は実は
ニギハヤヒの尊である、とも言われている。

この日は歴代の朝廷でも同じニギハヤヒの尊を祭る鎮魂祭が行われて来た。

■06-07-08新嘗(にいなめ)祭・・・・・奈良・桜井市の大神(おおみわ)神社で。此の日は農林産物品評会もある。
■高鴨神社の新嘗祭・・・・・・・奈良県・御所市でアジスキ高彦根命を加茂大神として祭る当社の新嘗祭。午後二時か
ら。0745-66-0609

■09堺市・農業祭・・・・・・・・・・堺市の大仙公園。
四郷串柿まつり・・・・・・・和歌山県かつらぎ町で。 

藤原得子の命日・・・・・・・・藤原長実(贈・太政大臣)の娘で永治1(1141)12/27に74鳥羽天皇の後后となり後の近衛
天皇を産む。久安5(1149)8/3日、院号(美福門院)。鳥羽天皇は後に崇徳天皇に譲位して上皇となり、白河法皇の亡
きあと法皇となり、院政を行ったが、毎年のように熊野詣でをした。

彼女が鳥羽天皇を説き、崇徳天皇に対して近衛天皇に譲位させた事から崇徳上皇と不和を招き、保元の乱の糸口と
なった。鳥羽法皇が1156/7/2日に崩御して山城・安楽寿院陵に葬られた。彼女も永暦1(1160)11/23日に亡くなり、皇
室として初めて高野山に葬られた。蓮華谷・不動院内の円墳(宮内庁管轄)。

旧・御所から此の不動院の位置・方位は正しく7/2日である。つまり和太陽暦に合致する。

■一条大祭・・・・・・・広島・中村地区。
■十二所神楽・秋の大祭・・・・・・・高知県・本山町 (町役場・企画課 0887-76-2113)。

06-07-09妙見祭・・・・・・・・熊本県八代市。今から約1300年前に中国から妙見神が亀蛇(きだ)に乗って八代に上
陸したという故事にもとづいて、江戸時代中期に始まりました。神輿や笠鉾、獅子、亀蛇、花奴、鉄砲隊、神馬、花馬な
どが参加する神幸行列が、八代神社(妙見宮)へお上りします。

妙見祭の主役は「ガメ」と呼ばれる亀蛇。首が2.5m、胴の大きさが畳4枚、全体の重さは200kgあります。砥崎の河原
などでユーモラスな妙技を披露しながら走り回ります。詳細URL http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/index.phtml 
以上、「なっとく歴史館」より。

■09夜神楽まつり【宮崎県高千穂町、高千穂神社】































11月中旬から12月上旬

■本川神楽・・・・・・・高知県・本川村 (村役場・企画振興課 088-869-2113)。






















































11/24  
 
 
二の酉。
霜月会・・・・・・寺院関係。

■鳳大社・新嘗祭・・・・・・・堺市。此処は古来、和泉国一宮として朝野から崇敬され、特にこの新嘗祭に当たっては例
年、奉幣使がやって来た。よってこの新嘗祭の前後は「酉の市」があり、恒例として境内には露店が並び、菊花展も開
催されてウカラヤカラで賑わい、近隣まで人と車が氾濫して近所迷惑なほどだった。

其の賑わいが東京・上野のオオトリ(鷲)明神に飛び去ったのか、それとも近年、管理上の目的なのか、境内をすっか
り閉鎖的にしたためなのか不明だが、往年の賑わいは全く消えて在り来りの村の鎮守と何も変わらぬ寂しい神社として
しまった。因みに05年は11/9と11/21が酉の日である。

天台師会・・・・・・・三仏寺(鳥取県三朝町)。 
■07防府天満宮・御神幸祭(裸坊祭)(11月第4土曜日)【山口県防府市、防府天満宮】
























































11/25 


■07-08-09-10子供強飯式【栃木県日光市、生岡神社】
06-07-09神道修成派・教祖・教霊大祭。

■佐太神社の神在祭(お忌み祭)・・・・・・此処は佐太大神の外、イザナギ・イザナミ、そして熊野神であるスサノヲ、速
玉之男、事解男命を祭 り、例祭日が9/25であるが、11/20〜25まで神在祭(お忌み祭)をして来た。

特に11/25夜の亥刻には1キロ離れた神目山に神送り神事をする。尚、逆の時期の5/20〜25には神在裏月祭
を行う。@
★06御神幸祭(裸坊祭)【山口県防府市、防府天満宮】09/11/28






















































11/26 

 
報恩会・・・・・・・ 仏光寺(京都市下京区)11/26〜28日。 
西山忌・・・・・・・光明寺(京都市長岡京市)では浄土宗西山派の祖、西山上人証空の忌日の法会。

▼09とおかんや(旧10/10日)・・・・・・・以下、http://sakura-nokishita.spaces.live.com/Blog/cns!6CB04EFFB064FA79!
1271.entryから引用------正月に能登では『アエノコト』と言って、田の神さまが各家に参ります。田の神を饗応し接待
をするのですが、一つ一つお料理を説明し、充分なご馳走を捧げるわけです。

これに対して田の神さまがお帰りになる日を『とおかんや(十日夜)』と呼び、夜になると、子供達が藁で作った藁鉄砲で
地面を叩きながら、家々を廻ります。田の神に対する感謝の意を表するわけです。大変素朴な行事ですが、これは関
東信越地方に多く観られ、西日本では『亥の子』と呼ばれています。

亥の子餅を食べ、多産である猪にあやかって、万病除去と子孫繁栄を祈ります。この時も子供達が地面を叩いて廻り
ます。今夜多くの場所で行われるでしょう。 日本版感謝祭と言う訳です。 

▼09旧・亥の子餅。炉開き。

▼09神迎え祭・・・・・・・島根県の出雲大社では本日が旧暦の10月10日で、大掛かりに神迎えの行事が夕刻よりありま
す。ここ出雲では神無月とは呼ばず、この日から神々がお帰りになられる26日まで『神在月(かみありづき)』と言って
大賑わいです。

但し旧暦換算ですが。全国の神々が出雲大社の御祭神・大国主大神の御許に集われ、色々なご縁についての神議り
(かみはかり=お話し合い)が行なわれます(以上、http://sakura-nokishita.spaces.live.com/Blog/cns!
6CB04EFFB064FA79!1271.entryから引用)。 

























































11/27 


品川千体荒神大祭・・・・・・・かまど神の祭。海雲寺(東京都品川区)で11/27〜28日。  
お滅灯・・・・・・・清浄光寺〔遊行寺〕(神奈川県藤沢市)。  
道了尊鎮火大祭・・・・・・・最乗寺(神奈川県南足柄市)。  

荒神祭・・・・・・・清澄寺(兵庫・宝塚市)。 

■紀州・根来寺の覚鑁(かくばん)祭り・・・・・・・覚鑁上人は真言宗新義派の開祖。将門の後裔である。号は正覚 坊、興教大師は追号。先ず仁和
寺、東大寺(授戒)、高野山を経て根来寺を創始した。鳥羽上皇の帰依を得たり、五輪塔(墓石)を考案した外、著書も多い。だが康治二年12/12(別項を参
照)に根来・円明寺で終焉した。此れをユリウス暦とすれば旧暦の10/19頃となる。従って其の逆方位に今も西方寺があるのかも知れない。@

根来寺は新義真言宗の総本山として、室町時代には2700を越える寺院と1万人を越える僧兵、72万石の領地を有する巨大な宗教都市だった。だが戦国時
代に焼かれたので当時の建造物としては大塔(多宝塔)と江戸末期の大門(楼門)を残すだけとなった。朱色の根来塗りや鉄砲衆は有名である。この日は彼・
興教大師の命日に当たるが、能楽と郷土芸能、根来鉄砲隊の演武のアトラクションがある。岩出町観光協会 0736−62−7101

★10御神幸祭(裸坊祭)(11月第4土曜日)【山口県防府市、防府天満宮】


























































11/28  


06-07-09親鸞上人忌・・・・・因みにhttp://www.ruralnet.or.jp/guide/daizu/a4/s1.html「各家ごとの郷里の味、雑煮、
煮しめ――晴れ食・行事食」(取材地=旭川市)によれば、■ほんこさま・・・・・深い雪に閉ざされる単調な冬の生活に、
最初にいろどりを与える行事は、十一月二十三日ごろに行なわれる報恩講である。

富山県出身者の多いこの地域では、浄土真宗の信仰が厚く、この時期はほうぼうの家でそれぞれに寺の住職を招い
て説教を聞き、おときをいただく。おときに出すものは、ごはん、豆腐の醤油汁、大根とがんもどきの煮しめ、にんじん
の白あえ、金時の煮豆で、朱の漆塗りの器に盛って、猫足膳にのせる。

また、東本願寺派では、十一月二十八日の「お七夜さま」に小豆の入った煮もの(にざい)をつくって仏前に供え、西本
願寺派の家や近親者にも配る(以上引用)。

06-07-09品川・千体荒神大祭(東京)。
■目黒・大鳥神社・酉の市・・・・・・・・・東京・目黒。

中山観音・・・・・・・宝塚市の中山観音は聖徳太子が創建した寺として、また西国33観音の第24番札所としても有
名であり、安産祈願の女性の信仰の場ともなっている。ご本尊は無論十一面観音であるが、其の素性は一体どなたな
のか。そして祭りの意味は何なのか。観音様である限り、18日が縁日である事は決まっている。

だがこの寺の特色は古来、旧暦十月の亥の子地蔵祭りでした。此れを新暦にすれば2004年の場合、11/28に当
たる。一般的な亥の子は、子供たちが農業の収穫を予祝して亥の子餅を食べる風習であるが、この寺でも其れと同じ
農業祭かと言えば、実は、同じ時期に「無病長寿を祈る加持箒の授与」が行われるのである。

因みに裏山には奥の院(中山社)がある。此れは古墳形の山であり、其の形が鬼門と裏鬼門とに向いている(後述の天
皇陵か)。@
現在5/5には中山寺で「子供まつり・母子息災祈願」と釈迦誕生花祭りの縁日としている。

また奥には長尾富士(烽火山)があり、天宮山とも言われる塚には聖徳太子が登って神武から仲哀までの歴代天皇を
祀ったと寺伝にある。@

 そして先の、奥の院(中山社)の古墳は何と、仲哀天皇陵の可能性が出てくるのです。事実、中山社には主神の忍熊
王に対して、父母神の大仲姫と仲哀天皇とが祀られている。この聖地は古来その子孫「我孫子」一族が拠点とした所で
した。先の※(窟)の主は、大仲姫であると伝えられている。

つまり中山観音のご正体は彼女と考えて良い事になります。@
この日には「西国33の観音様が当山に参集される」との霊話があり、よってこの日の晩にお参りすると、四万六千日
の参詣と同じ功徳が受けられると言うご縁日になっているのですが、此れは「偶然の一致」ではなかろう。

大本山・中山寺は0797-87-0024

■吉備津神社・例祭日・・・・・・・広島で大吉備津彦命を祭る一宮の祭り。

★09御神幸祭(裸坊祭)・・・・・・・・山口県防府市、防府天満宮で毎年の11月第4土曜日。09年7月末には、豪雨に対す
るお役所の無責任な人災で防府市は大きな被害とした。


06-07-09税関記念日。













































11/29 

















































11/30 


■07-08-09-10大饗祭・・・・・・・・・千葉県佐原市、香取神宮。

▲06出雲大社・神迎祭・・・・・島根。前記の「都々古和気」を参照。

■08若宮八幡宮裸祭り(〜12月2日)【大分県豊後高田市】
宗租会式・・・・・・・光勝寺(佐賀県小城町)。 




































以下、「12月」へと続く。・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ●○◎□◇■◆△▽▲▼☆★



■「神々の歳時記」の各項目のご理解には「366円暦」が必要です。円暦は別紙の「日読み1」http://toki.mikosi.com/
page044.htmlで公開していますが、其の実物を希望される方は末尾に従ってご請求下さい。

■尚、各行事は別記のない限り新旧暦に関わらず2003年の例に以後毎年06-07と追加する形で示していますので、
*開催日等の詳細には主催者にお問合せ頂くか、各ホームページにて御確認下さい。

■「神々の歳時記」に記した例は仮説ではなくて、太陽暦に重ねて古式祭による祭政一致を行っていた古からの日本
文化の原理です。其の具体例を今回、公開したものですが、海外への情報流失防止のため、特に「本文」については0
4/11月から「非公開」としました。

■@マークの付いた以下の部分が「非公開」部分です・・・・・・・@マーク以下には「地理・方位の具体例と其の意味や
暦との関係式」などの詳細を隠しています。この隠れた部分の資料をご希望の方は、「メールフォーム」または「掲示
板」からコンタクト下されば実費で郵送します。

■文中に誤記や間違いがありましたら、恐れ入りますが前項の方法で下記まで御一報賜れば幸いです。尚、参考文献
は巻末に記しました。  

■♪ ただいま募集中 ♪-----●各地のお祭り情報-----あなたの自慢の祭り、知っているお近くの祭りなどの情報
をお寄せ下さい。http://6535.teacup.com/hijiriou/bbs ひじり(日知り)掲示板、
またはメールアドレス tjkny@ybb.ne.jptjkny328@ybb.ne.jp (鬼の会)へ、どうぞ。
  

次は「12月」または
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